
FIFAランキング19位の日本代表は、10月キリンチャレンジカップ2025でブラジル代表、パラグアイ代表と対戦。2026年3月の国際AマッチデーでFIFAランキング4位のイングランド代表とマッチメイクする可能性も取りざたされているが、11月に11位のモロッコ代表と対戦する可能性が浮上。アフリカ勢でカタールW杯ベスト4入りという強豪国との直接対決を望んでいたMF久保建英(レアル・ソシエダ)の思いが実現するかもしれない。
11月に行われるキリンチャレンジカップ2025の対戦相手については、ボリビア代表とのマッチメイクが決定している一方で、もう1試合の対戦相手は10月7日時点で未定。海外メディア『フットボール・アジアン』は9月16日の時点で「主にセネガル代表、アルジェリア代表と交渉している」「他の候補にはエジプト代表、コートジボワール代表、カーボベルデ代表が挙がっている」と、対戦相手の候補を報じていた。
この中にモロッコの名前は含まれていないが、海外メディア『フットボール・ミーツデータ』は7日、モロッコ代表の試合日程について「モロッコは11月に予定されている親善試合について、まだ公式発表を行っていない」とリポート。「対戦相手が欧州、北中米、南米のチームでないことは明らかになっている」とした上で、「日本、セネガルと対戦する可能性がある」と伝えたのだ。
モロッコはこれまで6度FIFAワールドカップに出場。2022年のカタールW杯では、クロアチア、ベルギー、カナダと同居したグループステージを2勝1分で首位通過すると、決勝トーナメント1回戦でスペインをPK戦の末に撃破。準決勝でポルトガルを1-0で下したが、準決勝ではフランスに0-2で敗れている。
久保は2025年3月の時点でW杯アジア最終予選終了後のマッチメイクに言及。自身が望む対戦相手にイタリア代表を挙げたほか、「モロッコ代表はW杯ベスト4にも入っていて、今考える中で一番いい相手。明確なチャレンジャーとして戦えるすごく良いチームなのかなと思う」などとコメントしていた。
なお、英メディア『ガーディアン』は10月7日、イングランド代表の対戦カードについて「ワールドカップ準備の一環として、2026年3月にウルグアイと日本とのテストマッチを視野に入れている」と報じている。W杯優勝を目標に掲げる森保ジャパンは、ブラジル、モロッコ、イングランドと強豪国との対戦を通じての地力強化を図るかもしれない。
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