
プレミアリーグのアーセナルは、10月5日のウェストハム・ユナイテッドとの試合で主将の負傷交代という不運に見舞われた。チームは2-0で勝利したものの、前半の途中で中心選手を欠く形となったことで、勝利の陰に不安が残る結果となった。
アーセナルはウェストハムとの試合で前半を1-0で折り返したが、試合の途中でアーセナルの主将MFマルティン・ウーデゴールが負傷により交代を余儀なくされた。ノルウェー代表のウーデゴールは、前半途中にウェストハムのFWクリセンシオ・サマーフィルと膝をぶつけ合い、2度プレー続行を試みたものの、30分頃にピッチを後にした。
UKメディア『Football Insider』によると、アーセナルの元ストレングス&コンディショニング担当アシスタントコーチのローレンス・ハスウェイト氏が、この新たな負傷について「今回のケガはこれまでの2つとは全く異なる」と述べたと伝えた。
ハスウェイト氏によれば、衝突は膝の外側、膝蓋骨の少し上に衝撃が加わったように見え、骨の打撲や軟部組織の損傷、あるいは半月板の損傷の可能性もあるという。ただし現時点では状況判断は早いと付け加えている。
ウーデゴールは9月13日のノッティンガム・フォレスト戦(3-0)で肩を負傷し、その後3試合を欠場していた。また、昨2024/25シーズンにも足首の捻挫で約2か月離脱しており、再発への懸念が広がっている。
同メディアは、アーセナルのミケル・アルテタ監督が試合後に、ウーデゴールがブレース(固定具)を着用していることを明かし、「膝同士がぶつかった直後から違和感を訴えていた。本人はあまり良い感触ではないようだ。程度を見極める必要があるが、深刻でないことを願っている」とコメントを伝えた。
なお、ウーデゴールはこの試合でプレミアリーグ史上初めて「3試合連続で前半終了前に交代した選手」となった。
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