ラ・リーガ バルセロナ

バルセロナのフリック監督、チームの攻撃をつなぐ最適解を模索中

ダニ・オルモ 写真:Getty Images

 ラ・リーガのバルセロナは今2025/26シーズンの攻撃陣を固定しつつある。ラ・リーガ開幕以降、FWラミン・ヤマルやFWラフィーニャが両サイドに入り、FWフェラン・トーレスとFWロベルト・レバンドフスキが前線を務めている。しかし、パスをつなぎ、攻撃を組み立て、相手守備を崩す役割を担う“中盤(MF)のつなぎ役”の起用は依然として課題となっている。

 そんな中、クラブのハンジ・フリック監督にとっての焦点は、前線と中盤をどう結びつけるかという点にある。スペインメディア『SPORT』によれば、今シーズンここまで適任者を見極めることは難航しており、チームの攻撃を左右する攻撃的MFの人選が定まっていない。

 中盤を支えるMFガビやMFフレンキー・デ・ヨングを負傷で欠くなか、MFマルク・カサドとMFペドリが中盤を支える見込みだ。

 フリック監督はラ・リーガ最初の3試合で複数の選択肢を試してきた。8月17日に行われたマジョルカ戦(3-0)ではMFフェルミン・ロペス、レバンテ戦ではラフィーニャ、9月1日のラージョ・バジェカーノ戦(1-1)ではMFダニ・オルモを起用した。しかし、いずれの起用も完全な解決には至らず、試合中に修正を余儀なくされている。

 中でも注目されるのがオルモの存在である。同選手は、このポジションにおける創造性をもたらす存在として獲得され、狭いスペースを得点機会に変える力を備えている。フリック監督はここまで慎重に起用し、マジョルカ戦や8月24日のレバンテ戦(3-2)では後半から、ラージョ戦では先発で出場させた。9月15日に行われるバレンシア戦では再び鍵を握ると見られている。

 さらにバルセロナは、次の代表戦期間までにリーグとUEFAチャンピオンズリーグの7試合をこなす過密日程に入る。フリック監督に突きつけられた課題は明確で、中盤の軸を築き、攻撃的MFに最適な人材を確立することである。