
2位:カマタマーレ讃岐
主なIN選手
- DF附木雄也(アスルクラロ沼津より完全移籍)
- DF井林章(鹿児島ユナイテッドより完全移籍)
- DF宮市剛(いわてグルージャ盛岡より完全移籍)
- FW後藤優介(モンテディオ山形より完全移籍)
主なOUT選手
- DF深港壮一郎(ブラウブリッツ秋田へ期限付き移籍)※昨季は町田ゼルビアより期限付きで加入
- MF吉田源太郎(ジェフユナイテッド千葉へ完全移籍)
昨季開幕から12戦未勝利と大きく出遅れたカマタマーレ讃岐。その後、シーズン前半戦は勝ち点が伸び悩んだものの後半戦には第22節から5連勝を含む6戦無敗などで降格圏を脱し最終16位でシーズンを終えた。そして今冬の補強からは、新しいシーズンに向けてJ3へ降格して以降抜け出せずにいる下位から脱しようとする意気込みが感じられる。
特に顕著なのが守備陣の補強。昨季町田ゼルビアから期限付きで加入し、31試合と多くの出場機会を得ていたDF深港壮一郎はチームを離れたものの、新戦力には経験豊かな顔ぶれが並ぶ。J1での経験も豊富なDF井林章に、昨季アスルクラロ沼津の上位争いに貢献したDF附木雄也。さらにいわてグルージャ盛岡より185cmとサイズのあるDF宮市剛も加え、守備陣の強化を図った。そして、攻撃においてジェフユナイテッド千葉へ移籍したMF吉田源太郎に代わりゴールに直結する働きを期待されるのがFW後藤優介だ。昨季は、モンテディオ山形で途中出場が多いながらも24試合に出場。シーズン最終盤の9連勝には与えられたわずかな時間にゴールやアシストをマークして、チームのJ1昇格プレーオフ進出にも貢献した。
また、新加入選手ではないが昨季期限付きで加入し活躍したFW丹羽詩温が完全移籍へ、MF吉田陣平は期限付き期間を延長する形でそれぞれチームに残留。今季も引き続きゴールやアシストに期待できる戦力が残ったことも極めて大きい。
主力の流出を最小限に留めた上で、攻守ともに経験豊富なベテランを加えた讃岐。期限付きから結果を出した選手たちを残すことにも成功しており、マイナス要素も少ないことから戦力アップに成功したクラブ2位とした。

1位:FC岐阜
主なIN選手
- GKセランテス(FC今治より完全移籍)
- DF外山凌(徳島ヴォルティスより完全移籍)
- MF泉澤仁(RB大宮アルディージャより完全移籍)
- MF山田直輝(湘南ベルマーレより完全移籍)
- MF中村仁郎(ガンバ大阪より期限付き移籍)
- FW佐々木快(ヴァンラーレ八戸より完全移籍)
主なOUT選手
- FW藤岡浩介(FC今治へ完全移籍)
2年連続となる8位でシーズンを終えた昨季のFC岐阜。シーズンの前半戦では9戦未勝利という長いトンネルもあったが、反面終盤戦では7戦無敗で締めくくった。特に、ラスト5節では最終順位がプレーオフ圏以上の相手4クラブに対して2勝2分と手ごたえを掴んで終えられたことは十分に評価できる。
そんな岐阜だが、残念ながら昨季19ゴールを挙げてJ3得点王にも輝いたFW藤岡浩介が移籍。今季改めて上位を目指すためにも重要な戦力を失った。とはいえ、主力の流出は概ね藤岡のみに留めたと言っていい。その上で、新加入選手に目を向けると各ポジションに頼もしい顔が並ぶ。
まず、藤岡の抜けた前線には昨季ヴァンラーレ八戸で10ゴールを挙げたFW佐々木快を獲得。次に中盤にはドリブルが武器のMF泉澤仁と高い技術を誇るMF山田直輝というベテランに加え、昨季途中から松本山雅で活躍したMF中村仁郎も獲得し佐々木も含め得点源流出を感じさせない補強が叶った。そして鹿児島から加入のDF外山凌も、2022シーズンには松本で6ゴール5アシストを挙げている攻撃面も売りの選手。昨季J2では得点を挙げられなかったが、J3での頼もしさは間違いないと言える。
全体的に攻撃面での質の向上が見込める補強となった岐阜。エース流出は痛手だが、各ポジションに実力者を迎えられたことから戦力アップに成功したクラブ1位とした。
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