イタリア1部(セリエA)のインテルが、日本代表キャプテンでリバプールに所属するMF遠藤航の獲得を検討しているようだ。
イタリアのサッカーメディア『Inter Live』によると、インテルは通常30歳を超える選手の獲得には慎重だが、31歳の遠藤が低価格で獲得可能であれば例外を設ける可能性があるとのこと。週給5万ポンド(約959万円)の契約はインテルにとっても負担が少なく、魅力的な条件とされている。
リバプールが適切なオファーを受けた場合、クラブには選手を引き止める強い交渉力がない可能性があり、遠藤の移籍が実現する可能性も高い。
遠藤は守備的MFとしてダブルボランチでのプレーが得意だが、アルネ・スロット監督はMFライアン・グラフェンベルフやMFアレクシス・マック・アリスター、MFカーティス・ジョーンズを優先して起用。その結果出場機会は限られ、プレミアリーグではブレントフォード戦(2-0)とクリスタル・パレス戦(1-0)でそれぞれ数分間の出場にとどまっている。また、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でもほとんど出場しておらず、チームでの立場は厳しい状況だ。
遠藤にとってもインテルでの新たな挑戦は、リバプールでの現在の状況よりも魅力的に映るのではないだろうか。インテルではスタメンとしての保証はないにせよ出場機会が増える可能性があるため、1月の移籍市場で新天地を求める可能性も否定はできないだろう。リバプールとしても、遠藤が市場価値を保っている間に売却を検討する絶好のタイミングといわれている。
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