ハダースフィールド・タウン所属の日本代表DF中山雄太は、今年7月に実戦復帰。イングランド2部リーグでの活躍が期待される中、ここにきて今季限りで退団となる可能性が現地で報じられている。
中山は柏レイソルやオランダのPECズヴォレを経て、昨年7月にハダースフィールドと2年契約を締結。2022/23シーズン開幕当初から主力選手として活躍していたが、昨年11月のリーグ戦でアキレス腱を負傷。カタールW杯の日本代表に選出されていたが大舞台でのプレーは叶わず、半年以上の戦線離脱を余儀なくされた。
それでも懸命のリハビリもあり、今年7月の練習試合で実戦復帰。先月8日のEFLカップ(イングランドのリーグカップ戦)1回戦で復帰後初めて公式戦でスタメン出場すると、今月2日には今季イングランド2部リーグ戦で初めてプレーしている。
そんな中、英メディア『フットボール・リーグワールド』は今月3日に「2023/24シーズン終了後に契約満了で退団の可能性がある選手たち」と見出しをうち、9選手を紹介。
中山について「彼は昨年夏にPECズヴォレからやって来たが、ハダースフィールド加入以降は怪我に悩まされている。両者の契約はあと1年しか残っていない。コンディションの問題が続く場合は、契約更新とならない可能性がある」と綴っている。
なおハダースフィールドは今季ここまでリーグ戦5試合を終えて1勝1分3敗と、スタートダッシュに失敗。21位に沈み、首位のプレストンから早くも勝ち点9差をつけられている。
MF三好康児(バーミンガム・シティ)やMF坂元達裕(コヴェントリー・シティ)などイングランド2部リーグで日本人選手が活躍する中、中山が厳しい現実に向き合っている。
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