MF三笘薫(ブライトン)やMF遠藤航など、プレミアリーグ(イングランド1部)で日本人選手がプレーする中、現地メディアが日本のサッカー人気に警鐘を鳴らしている。
三笘は昨季、プレミアリーグで7ゴール5アシストと結果を残すと、今季も開幕から好調を維持。マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が「三笘は信じられないくらい良い選手。昨季のプレーは本当に素晴らしかった」と称えるなど、同選手のパフォーマンスは現地でも注目を浴びている。
また日本代表のキャプテンを務める遠藤は、VfBシュツットガルトからリバプールへ完全移籍。今月19日のリーグ戦でデビューすると、現地でも高い評価を得ている。
英紙『ガーディアン』は今月24日、三笘をはじめ日本人選手の活躍ぶりを紹介。その上で「三笘の努力と才能はすごいが、それにふさわしい尊敬を受けていない。日本は依然として最高の選手を輩出できない場所として認識されており、サッカー強国という認識が普遍化されていない」と、日本のサッカー人気について独自の見解を披露。
遠藤のリバプール移籍については「彼がアルゼンチンやドイツ選手だったら歓迎を受けただろう」としている。
また同紙は、Jリーガーの海外移籍に関する問題点も指摘。今年夏にもGK鈴木彩艶をはじめ多くの選手が欧州へ渡ったが、移籍金について以下のように綴っている。
「Jリーグクラブは、これまでずっと選手たちの欧州挑戦を支援するために非常に低い移籍金で合意してきた。国際舞台で才能あるスターたちの価値を最初から低く評価している」
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