日本代表DF伊藤洋輝は、オランダ1部アヤックス移籍の可能性が消滅。ブンデスリーガ(ドイツ1部)VfBシュツットガルトと契約延長で合意したが、将来的なステップアップ移籍が保証されているかもしれない。
同選手は2021年6月にジュビロ磐田からシュツットガルトへ移籍。海外挑戦1年目からレギュラーに定着すると、2022/23シーズンのリーグ戦でもほぼ全試合スタメン出場。センターバックの主力選手として、MF遠藤航とともにクラブのブンデスリーガ残留に大きく貢献していた。
この活躍もあり、昨季終了後にセリエA(イタリア1部)ナポリやプレミアリーグ(イングランド1部)トッテナム・ホットスパー移籍の可能性が報じられた。また今月にはアヤックス移籍で個人合意も、シュツットガルトが2度にわたりアヤックスからのオファーを拒否。結局今夏移籍は実現せず、シュツットガルトと2027年6月までの複数年契約を新たに結んでいる。
今季もシュツットガルトの一員としてプレーすることになった伊藤だが、2026/27シーズンまで同クラブにとどまる可能性は低い模様。ドイツメディア『フースバル』によると、シュツットガルト率いるセバスティアン・ヘーネス監督は24日のメディアインタビューで以下のようなコメントを残したという。
「伊藤は素晴らしい選手だ。今のパフォーマンスを維持すれば、彼は将来間違いなく欧州のトップクラブでプレーできる選手になるだろう」
また同メディアはシュツットガルト指揮官の発言をうけて「伊藤があと4年間シュツットガルトでプレーする可能性は低い。それでも(遠藤ら複数選手が退団した)現状を踏まえると、伊藤が今夏の移籍期間終了後もチームにとどまるのは良いことだ」と綴っている。
コメントランキング