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守田英正、スポルティング監督の日本人選手称賛に複雑心境。内田篤人も同情

守田英正 写真:Getty Images

 日本代表MF守田英正がポルトガル1部スポルティングCP監督の“日本人称賛発言”に対する本音を告白。ドイツ2部シャルケOBの内田篤人氏が同選手の心境に理解を示した。

 同選手は昨年夏にCDサンタ・クララからスポルティングへ完全移籍。加入1年目から主力選手として活躍する中、スポルティングのルベン・アモリム監督は昨年9月、UEFAチャンピオンズリーグ・トッテナム戦の前日記者会見で以下のようなコメントを残していた。

 「あらゆる監督が、一度は日本人選手を指導すべきだと私は考えている。いつもチームを助ける選手がどのような選手であるのかということを理解するためにもね。守田はどんなポジションでもプレーするし、1日に1000回も謝る。成長したいという意欲を持っている」

 守田は今月13日配信のDAZN制作番組『フットボール・タイム』に出演。話題のアモリム監督の発言に及ぶと、「あっち(スポルティング)にいると『日本人を代表している』という感覚にはなりますよね」と内田氏に問いかけ。

 シャルケサポーターから絶大な人気を誇る内田氏は「分かる。悪いこととかできない。ゴミポイしたとか思うけど、日本人として見られているしなとか」と言葉を返した。

 スポルティング加入1年目にしてレギュラーを勝ち取った守田。MFマヌエル・ウガルテのパリ・サンジェルマン移籍もあり、アモリム監督から中盤の中心選手としてさらなる信頼を寄せられている。指揮官からの期待を力に変えたいところだ。