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由布菜月と挙式。上田綺世の移籍金高騰か「最低15億円」スポルティング関心

上田綺世 写真:Getty Images

 元鹿島アントラーズ所属選手の日本代表FW上田綺世は今月26日、妻でモデルの由布菜月さんと結婚式を挙げたことをファンに報告。MF守田英正擁するポルトガル1部スポルティングCP移籍も噂される中、ベルギー国内メディアが同選手の今後について触れている。

 同選手は昨年7月に鹿島からサークルへ完全移籍し、サークルと2026年7月までの複数年契約を締結。加入当初は本職ではないトップ下での出場が続いていたものの、昨年10月以降は前線でレギュラーに定着しゴールを量産。海外挑戦1年目にしてリーグ戦で22ゴールをあげている。

 上田の去就について、サークルのカルロス・アビナSD(スポーツディレクター)がすでに今夏放出の可能性を示唆。ベルギー紙『Het Nieuwsblad』は先月末に「ベルギー国内クラブにとって、上田は届かない存在となった。彼にはブンデスリーガかプレミアリーグのクラブが関心を寄せている。サークルは鹿島から移籍金100万ユーロ(約1億4000万円)で獲得したが、現在では移籍金350万ユーロ(約5億3000万円)と見込まれている」と伝えていた。

 またポルトガル紙『レコルド』が今月22日に伝えたところによると、スポルティングCPはコヴェントリー所属FWヴィクトル・ギョケレス獲得失敗時の代替選手として上田をリストアップしたという。

 そんな中、『Het Nieuwsblad』はサークル所属選手の去就を特集。「レオナルド・ロペス、イェスパー・ダランド、上田は市場でも重要なターゲットであり、少なくとも1000万ユーロ(約15億円)の値がつくはずだ」と、移籍金高騰の可能性を伝えている。

 また上田の今後については「結婚式をあげたほか、軽い怪我に悩まされている。すぐにはサークルのプレシーズントレーニングに合流できないだろう」と綴っている。

 なお上田は今月15日開催のキリンチャレンジカップ2023エルサルバドル戦で、PKから追加点を奪取。後半20分までプレーしていたが、右足に違和感を覚えて代表チームを途中離脱していた。