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古橋亨梧、バーンリー移籍困難か「予算面で…」セルティック新監督慰留も

古橋亨梧 写真:Getty Images

 スコットランド1部セルティック所属の日本代表FW古橋亨梧には、アンジェ・ポステコグルーを招へいしたプレミアリーグ(イングランド1部)トッテナム・ホットスパーや昇格組バーンリーからの関心が取りざたされている。しかしセルティックのブレンダン・ロジャーズ新監督は、古橋の残留を望んでいるようだ。

 古橋の去就については、英紙『サンデーミラー』が今月24日、ヴァンサン・コンパニ監督率いるプレミアリーグ昇格組バーンリーからの関心を報道。また同紙はトッテナムが移籍金として最大3000万ポンド(約55億円)を用意する可能性を伝えた上で「ロジャーズ新監督は、セルティックに1600万ポンド(約29億円)を超えるオファーが届けば、古橋の放出を検討すると理解している。セルティックがその金額で放出する場合、トッテナムは間違いなく古橋の獲得に踏み切るだろう」としている。

 しかし英メディア『フットボール・インサイダー』は26日に「ロジャーズ新監督は最も重要な選手のひとりである古橋を退団させたくないと考えている。どのクラブも古橋を獲得するのに苦労する可能性がある」とリポート。

 「古橋との契約は、バーンリーにとって支払い可能な金額を超えている」と、バーンリーが予算面で同選手の獲得が難しいこともあわせて伝えている。

 バーンリーは2022/23シーズンの英2部リーグを制覇。プレミアリーグ昇格を成し遂げたが、リーグ戦17ゴールのFWネイサン・テラにサウサンプトン復帰の可能性が浮上。テラの完全獲得には1800万ポンド(約33億円)を要するとみられるため、代替候補として古橋をリストアップした可能性が報じられている。