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遠藤航放出の条件は?堂安律所属フライブルク移籍をシュツットガルト却下へ

遠藤航 写真:Getty Images

 ブンデスリーガ(ドイツ1部)VfBシュツットガルト所属の日本代表MF遠藤航は、MF堂安律擁するSCフライブルク移籍が噂されている。しかし、シュツットガルトは遠藤の獲得オファーを拒否する可能性が高いと現地で報じられている。

 シュツットガルトとの契約を2024年6月まで残す遠藤について、ドイツメディア『Heidelberg24』は今月7日に「遠藤はフライブルクと交渉中だ。フライブルグは来シーズン、UEFAヨーロッパリーグに参戦するため、選手層の強化を目指している。遠藤は中盤を強化する存在になり得る」とリポート。

 「彼の市場価値は650万ユーロ(約9億7000万円)であり、フライブルクは遠藤獲得に必要な金額を用意しているはずだ」と、移籍金についても触れていた。

 しかし英メディア『スカイ』ドイツ版は、「シュツットガルトは遠藤との契約延長を目指している」と報道。「30歳の彼はシュツットガルトで誰もが認めるトップパフォーマーのひとりであり、来季以降もチームの中心選手だ」とし、同選手放出の条件を「オファーが異常に高額である場合のみ」としている。

 遠藤は2019年8月にベルギー1部シント=トロイデンVV(STVV)からシュツットガルトへ移籍。加入1年目から多くの出場機会を得ると、昨季からキャプテンとしてチームをけん引。今季も公式戦ほぼ全試合で先発出場したが、チームはリーグ16位に終わりプレーオフへ回っていた。それでもドイツ2部3位ハンブルガーSVとのプレーオフでは、2試合合計6-1で圧倒。同選手も2試合ともにフル出場し、チームを残留に導いている。