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浦和リンセンとダブル獲得?元柏オルンガにオランダ1部ユトレヒト移籍浮上

マイケル・オルンガ 写真:Getty Images

 かつて柏レイソルで活躍していたケニア代表FWマイケル・オルンガは、カタール1部アル・ドゥハイルからのフリー移籍が噂されている。日本代表FW古橋亨梧やMF旗手怜央所属セルティックの宿敵レンジャーズからの関心も報じられる中、ここにきてオランダ移籍の可能性が浮上。浦和レッズ所属FWブライアン・リンセンとチームメイトになるかもしれない。

 オルンガは柏在籍時にJ1リーグ得点王とMVPに輝くと、2020年12月に柏からアル・ドゥハイルへ完全移籍。加入1年目から持ち前の決定力を発揮し、国内カップ戦優勝に貢献。2022/23シーズンも国内リーグ戦で22ゴールと2シーズンつづけて得点王のタイトルを獲得。チームをリーグ優勝やAFCチャンピオンズリーグ(ACL)ベスト4入りへ導いている。

 そのオルンガとアル・ドゥハイルの契約期間は今月末に満了。同選手の移籍先候補にはスコットランド1部レンジャーズやトルコ1部ガラタサライ、ブラジル1部コリンチャンス、メキシコ1部クラブ・アメリカがあがっている。

 そんな中、オランダメディア『フットボール・トランスファー』は6日、オランダ1部FCユトレヒトがオルンガの獲得を狙っていると報道。ユトレヒトは元オランダ代表FWバス・ドストとギリシャ代表FWタソス・ドゥヴィカスの退団がほぼ確実であることから、攻撃陣の補強が急務であるという。

 またオランダメディア『Voetbal』は今月はじめ、ユトレヒトがリンセンの獲得を検討していると報道。リンセンはオランダ1部フィテッセやフェイエノールトなどをへて、昨年6月に浦和へ完全移籍。ただ昨年7月の親善試合パリ・サンジェルマン戦で負傷。長期離脱を強いられて昨季はリーグ戦3試合の出場にとどまると、今季はここまでリーグ戦でのスタメン出場はわずか4試合。AFCチャンピオンズリーグ決勝アル・ヒラル戦では2試合いずれもベンチメンバーから外れるなど、定位置奪取には至っていない。

 なおユトレヒトは今季のオランダ1部リーグで勝ち点54を獲得。来季欧州カップ戦出場圏内の4位AZから13ポイント差の7位でシーズンを終えている。