Jリーグ 柏レイソル

元柏オルンガがフリーに。3クラブ関心か「本人は移籍先を明かさないが…」

マイケル・オルンガ 写真:Getty Images

 かつて柏レイソルで活躍していたケニア代表FWマイケル・オルンガは、今年6月にカタール1部アル・ドゥハイルを契約満了により退団する可能性が浮上。欧州のみならず、メキシコやブラジル国内クラブからの関心も報じられている。

 同選手は柏在籍時にJ1リーグ得点王とMVPに輝くと、2020年12月に柏からアル・ドゥハイルへ完全移籍。加入1年目から持ち前の決定力を発揮し、国内カップ戦優勝に貢献。2022/23シーズンも国内リーグ戦で22ゴールと2シーズンつづけて得点王のタイトルを獲得。チームをリーグ優勝やAFCチャンピオンズリーグ(ACL)ベスト4入りへ導いた。

 そのオルンガは今月末にアル・ドゥハイルとの契約が満了を迎える。そんな中、トルコ紙『Takvim』は先月にトルコ1部ガラタサライ移籍の可能性を報道。同選手の代理人がガラタサライ幹部に対して「あなた方が望むなら、我々は交渉に応じる」と連絡したほか、ガラタサライの前線ではFWバフェティンビ・ゴミスが退団見込みであるという。

 またメキシコメディア『El Futbolero』は先月末、メキシコ1部クラブ・アメリカがアル・ドゥハイル率いるエルナン・クレスポ監督を招へいする可能性があると報道。クレスポが指揮官に就任した場合には、オルンガの獲得に動くという。

 さらにケニアメディア『オペラニュース』は、ブラジル1部コリンチャンスが巨額年俸を用意していると伝えている。ただ一方で選手本人の動向については「オルンガはこれまでのところ自身の将来について語っておらず、次の目的地についても沈黙を保っている」と綴っている。