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鎌田大地、ドルトムントの総額60億円オファー拒否判明。ミラン移籍で合意

鎌田大地 写真:Getty Images

 ブンデスリーガ(ドイツ1部)アイントラハト・フランクフルト所属の日本代表MF鎌田大地は、MF本田圭佑の古巣であるセリエA(イタリア1部)ミラン移籍で合意。ドイツ国内では、ボルシア・ドルトムントからの巨額オファーを拒否したと報じられている。

 ドイツメディア『シュポルト1』は28日に「ミランが来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ出場権を獲得したため、鎌田がミランに加入することが決まった。両者は5年契約を結ぶ」と速報。くわえて「アトレティコ・マドリードは撤退。鎌田はボルシア・ドルトムントからの巨額オファーを断った」と伝えている。

 ドルトムント移籍の可能性については、今年2月下旬に「口頭合意」とドイツ国内の複数メディアが一斉に報道。しかしドイツ誌『ビルト』は先月末、選手サイドがドルトムント移籍を拒否した可能性があると伝えていた。

 その際『ビルト』はドルトムントのオファー内容を「年俸600万ユーロ(約8億9000万円)の5年契約、契約金含めて総額4000万ユーロ(約58億円)」とリポート。以前からドイツ国外移籍にこだわっていたこともあり、鎌田は総額60億円規模のオファーを断ったという。

 なお鎌田とミランの契約内容について、イタリア紙『トゥットスポルト』は「年俸300万ユーロ(約4億5000万円)による4年契約」と報道。一部の日本メディアは「3年契約で合意」と伝えている。