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日本代表MF久保建英がソシエダ残留へ「レアル復帰の噂あるが…」

久保建英 写真:Getty Images

 ラ・リーガ(スペイン1部)レアル・ソシエダ所属の日本代表MF久保建英には、レアル・マドリード復帰やセリエA(イタリア1部)ナポリ移籍の可能性が取りざたされている。しかし現地ではソシエダ残留がほぼ確実と報じられている。

 同選手は昨年7月にレアル・マドリードからソシエダへ完全移籍。森保ジャパンでもプレーする中、今季ここまでソシエダの主力選手として活躍。今月23日開催のラ・リーガ第36節アルメリア戦で今季9ゴール目を挙げている。

 そんな久保は今月2日のレアル・マドリード戦後に「来シーズンは100%ソシエダでプレーします」と残留を明言している。

 しかし欧州の移籍事情に詳しいジャーナリストのニコロ・スキラ氏は、今月18日に「ナポリはここ数週間にわたり久保の動向を追っている。スペインとイングランドのクラブも彼に興味を持っている」とリポート。くわえてドイツ誌『キッカー』の報道によると、レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督は「久保を見守っている」と同選手再獲得の可能性をほのめかしているという。

 そんな中、スペインメディア『Fichajes』は26日に「レアル・ソシエダ、久保の明確な未来」と見出しをうち、同選手の去就を特集。「レアル・マドリード復帰が噂されている」とした上で、「この日本代表選手はソシエダのイマノル・アルグアシル監督にとって必要不可欠な選手となっているが、おそらく来シーズンも残留するだろう」と綴っている。

 なお久保とソシエダの契約期間は2027年6月までであるほか、現地メディアは6000万ユーロ(約85億円)の契約解除条項が設定されていると報じている。ソシエダで充実したシーズンを送っているだけに、選手本人も残留を望んでいると考えられる。