Jリーグ 京都サンガ

京都関心とイスラエルで報道。G大阪ネタ・ラヴィ元同僚に1.2億円オファー

モハメド・アブ・ファニ 写真:Getty Images

 ガンバ大阪所属MFネタ・ラヴィの元チームメイトであるイスラエル代表MFモハメド・アブ・ファニには、イスラエル1部マッカビ・ハイファから京都サンガへの移籍が噂されている。そんな中、欧州クラブによるアブ・ファニ獲得オファー提示が現地で報じられている。

 アブ・ファニの去就については、イスラエルのスポーツチャンネル『Sport5』が今月10日に「イスラエル国外クラブからの関心が高まっている」とし、京都とハンガリー1部フェレンツヴァーロシュTC、ポーランド1部レギア・ワルシャワからの関心を報じていた。

 同メディアが25日に伝えたところによると、フェレンツヴァーロシュTCが移籍金80万ユーロ(約1億2000万円)でハイファに正式オファーを提示したとのこと。ただアブ・ファニとハイファの現行契約には、200万ユーロ(約3億円)の契約解除条項が盛り込まれており、今後クラブ間交渉で両者が妥協点を探るという。

 またレギア・ワルシャワは今月9日に行われたマッカビ・テルアビブ戦にスカウトを派遣していたとのこと。一方、京都については現時点で具体的な動きが報じられていない。さらに同選手が21日のハポエル・エルサレム戦で涙を流しながら途中交代していたことから、現地では「アブ・ファニは今季限りでのハイファ退団に向かっている」と伝えられている。

 身長164cmのアブ・ファニは、2017年にハイファのトップチームに昇格。複数回のレンタル移籍をへて2020年7月にハイファへ復帰すると、2022/23シーズンのイスラエル1部リーグ戦と優勝プレーオフでは36試合中27試合に先発出場。4ゴール4アシストをマークするなど、ネタ・ラヴィがG大阪へ移籍した後も中盤の主力選手として活躍。ハイファのリーグ優勝に大きく貢献している。