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前田大然、今夏セルティック退団か。現地「後釜で日本人選手の獲得を…」

前田大然 写真:Getty Images

 日本代表FW前田大然は、スコットランド1部セルティックの主力選手として活躍。今年1月にはプレミアリーグ(イングランド1部)サウサンプトン移籍が噂されたが、ここに来て再びセルティック退団の可能性が浮上している。

 前田は2021年12月に横浜F・マリノスからセルティックへ移籍。決定力不足により批判を浴びる時期もあったが、今季はここまでリーグ戦33試合の出場で8ゴール5アシストをマーク。チームのリーグ連覇に大きく貢献している。

 前田の去就については、英紙『グラスゴー・タイムズ』は今年3月、1月につづきサウサンプトンがセルティックの公式戦にスカウト陣を派遣したと報道。ただ今季リーグ戦での2部降格により、サウサンプトン移籍の可能性は低くなったとみられる。

 そんな中、英メディア『フットボール・ファンキャスト』は今月16日に「伊藤涼太郎は前田大然のアップグレードになり得る」とリポート。

 先日、英紙『デイリーレコード』がアルビレックス新潟所属MF伊藤涼太郎獲得の可能性を報じたことに触れ、決定機演出のパス本数で前田と伊藤を比較した上で「伊藤の獲得により、ファイナルサードでのオプションを強化する可能性がある。アンジェ・ポステコグルー監督が伊藤を左サイドに配置した場合、伊藤は前田を大幅にアップグレードする存在になり得る」と主張。前田の後釜として伊藤の獲得に乗り出す可能性を伝えたのだ。

 なお伊藤は浦和レッズから水戸ホーリーホック、大分トリニータへのレンタル移籍をへて、昨年に浦和から新潟へ完全移籍。加入1年目にJ2リーグ全試合出場で9ゴールと、クラブのJ1昇格に大きく貢献。今季はここまでリーグ戦12試合6ゴール2アシストと、中心選手として結果を残している。