
女性が輝く社会へのアクションも
ー4月11日に開催された「第5回WE ACTION MEETING」にお2人とも参加されていましたね。女性が抱える問題の1つ「母頼りが多すぎる」という課題について、パートナー企業の方やメディア関係者など皆で解決案を話し合いましたが、参加してみてどうでしたか?
茨木:私が参加したグループでは、みんな1人1人が考える母親像というのが、一般的な「母親」を想像している人もいれば「WEリーグ選手の母」を想像している人もいました。結局「母」をどこに設定するのかで答えがバラバラになってしまうんですよね。
なので、解決策を考えるのであれば、最初に「母」の設定をしっかり考えることが必要だなと感じました。色々と話し合っていく中で、結果的に頼り過ぎている「母」に対し、「母の負担を減らせるやさしいイベントをするのはどうか?」という方向になりました。
ー確かに、どんな母親像かで解決策も変わってきますよね。
茨木:そうですね。最初の母親設定の部分以外でも、例えばミーティングに参加した人たちが、事前に母親の負担を減らせるイベント案を考えた上で当日を迎えることが出来たら良かったのかもしれません。その上で、課題を漠然とではなく、もっと砕いて考えることが出来れば、更に色々な案が出てきて、もっと深い話し合いの場になったんじゃないのかな、と感じました。

ー万屋選手は別のグループで、茨木選手と同じ課題について話し合いをしていましたよね?どんな案が出ましたか?
万屋:私のグループでは、そもそも「母頼り」という部分について状況が分かれました。お母さんがメインの家庭もあれば、お父さんがメインで家事をやる家庭だったり、おじいちゃんおばあちゃんに育ててもらった人もいて「じゃあ、そもそも『母頼り』じゃないよね?」ということになったんです。でもきっと、家庭内の誰かには負担がかかっているんだと思います。負担は女性だけじゃないということで、課題のターゲットが「母親」から「家庭の中の誰か」に変わったんです。
ーなるほど。そもそも負担がかかる人は「母」だけではなく、ひょっとしたらおじいちゃんかもしれない、と。
万屋:そうなんです。ターゲットが「家庭の中の誰か」に変わった後に出てきた案としては、ただ負担を減らすだけじゃなく、子どもたちの成長に繋げたいという意見でした。例えばおじいちゃんやお父さんなど、家事の負担がかかっている人に対して子どもたちがお手伝いをする。その行為が、結果的に子どもの成長に繋がれば良いねと。
自分達にはJリーグと繋がっているチームがあるので、WEリーグに限らずJリーグの試合でも「WE ACTION(WEリーグの理念推進活動)」をさせてもらう。そこで「WEリーガーも、Jリーガーも、こうやって自分で1人暮らしをしているんだよ、皆もこれをやってみよう!」 というイメージで1日のスケジュールを組立ててみるとか。あとは体験形式にして、どこかの企業とタッグを組んで、子どもたちにお弁当作りを体験してもらうとか、そういう案も出てきました。
ーもし実現できたら、子どもも楽しいし大人も嬉しいことですね!
万屋:でも、本当に行動を起こさないと実現出来ないと思うし、Jリーガーやスポンサーの協力が結構大規模なものになりそうで、本当に実現するのかなぁと少し不安でした(笑)
ー何か新しいことを始める時は不安が付きものですからね。今後も「WE ACTION」がどうなっていくのか、とても楽しみです。
(後編に続く)
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