ラ・リーガ アトレティコ・マドリード

アトレティコ、今夏フリーの鎌田大地に関心も…サウールらの放出が先か

鎌田大地 写真:Getty Images

 アトレティコ・マドリードが、アイントラハト・フランクフルトに所属する日本代表MF鎌田大地(26)を獲得するためには条件があるようだ。スペイン『レレボ』が伝えた。

 2019年夏にシント=トロイデンVVからフランクフルトへ復帰以降、攻撃の中心選手として活躍を続ける鎌田は、昨季のUEFAヨーロッパ・リーグ(EL)優勝に貢献。今季は2023年に入ってから調子を落としているが、ここまで公式戦38試合に出場して13ゴール5アシストの数字を残している。

 そんな鎌田だが、今季限りで契約満了を迎えるフランクフルトを今夏に退団するとの見方が強まっており、フリー移籍に向けてボルシア・ドルトムントとの口頭合意が報じられていた。だが、ドルトムント移籍に向けた動きは現在下火となっており、アトレティコが非常に具体的な関心を示しているという。
 
 ただ、アトレティコが日本代表MFを獲得するには中央アフリカ代表MFジョフレイ・コンドグビアとスペイン代表MFサウール・ニゲスらの退団が必要になるとのこと。そのため、現時点では何も進展していないようだ。バイエルン・ミュンヘンやリバプールも同選手の代理人に接触しているというが、去就が決まるまでにはもう少し時間が必要な見込みだという。