2023明治安田生命J1リーグ第7節の各試合が、4月8、9日に開催された。ここまででヴィッセル神戸が勝ち点16で首位をキープ。続いて同勝ち点14で、名古屋グランパス、アビスパ福岡、サンフレッチェ広島の3チームが追走する。
ここでは、J1第7節の試合中、北海道コンサドーレ札幌VSセレッソ大阪に着目。打ち合いを3-2で制した札幌の勝因ポイントを解析していきたい。
C大阪VS札幌:試合ハイライト
前半6分、先制点は札幌だった。MF浅野雄也がスローインを受け取ると、そのままゴール方向へ。C大阪ディフェンス2人に囲まれるも抜け出し、中央の空いたスペースへ走りこんだMF金子拓郎がシュート。札幌にとって5試合ぶりの得点となる。
先制されたC大阪だが、すぐの前半9分、ボールを受けたFWレオ・セアラが札幌DF中村桐耶に倒され、PKを獲得。そのままレオ・セアラが得点を決め、すぐ試合を振り出しに戻す。
打ち合いを予感させる立ち上がりとなったが、その予感が的中。前半15分に、札幌MF青木亮太の突破のこぼれ球を拾った金子が、ワンタッチでゴール前のFWキム・ゴンヒへ。キム・ゴンヒがワンタッチで決め切り、札幌が勝ち越しに成功。
前半18分には、C大阪も負けずと決定機を作り、FWカピシャーバが抜け出すもシュートはミートせず。前半アディショナルタイムにはロングボールのこぼれ球をMF香川真司が狙うもGKク・ソンユンの正面。札幌1点リード(2-1)で前半を終える。
後半も、両チーム攻撃の手を緩める気配は一切なし。後半16分に、C大阪の同点ゴール。左サイドからカピシャーバのクロスに対し、レオ・セアラが入り込んでヘディングでズドン。札幌ディフェンスを粉砕するようなヘディングシュートで2-2に。
ヘディングでねじ込まれたら、ヘディングでお返しを。そんなゴールで勝ち越したのは札幌。後半19分、DF福森晃斗のコーナーキックに反応したDF田中駿汰が、頭で決める。
その後も猛攻を続けるC大阪だったが、札幌が耐えしのぎ、3-2で3試合ぶりの勝利を収めた。一方、C大阪にとっては4試合ぶりの黒星となった。
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