かつて浦和レッズや京都サンガ、栃木SCなどに在籍していたFWエスクデロ競飛王は今月、エルサルバドル1部アトレティコ・マルテを退団。マルテの内情を明かすとともに、現役続行の意思を表明している。
エスクデロは浦和や韓国1部FCソウル、蔚山現代、中国1部・江蘇足球倶楽部、京都、栃木でプレー。2021年4月には不倫騒動が飛び交う中、「クラブの秩序風紀を乱す行為」があったとして栃木を退団。タイ1部チエンマイ・ユナイテッドFCをへて、昨年9月からマルテでプレーしていた。
ただマルテは今季リーグ戦で開幕ダッシュに失敗。同選手は今年2月下旬に「リーグ戦始まって6試合。5分1敗。勝てない。今年はクラブの内部がいろいろ変わってかなり難しいです」
「自分はアシスタントコーチしたり、相手の分析、自チームの分析動画作ったり。練習以外でやる事があり過ぎて大変ですが、日々学びだと思って頑張ってます。元居たコーチはやめたので」と投稿し、チームの現状を明かしていた。
そんなエスクデロは今月4日に自身のツイッターアカウントを更新。「お久しぶりです。この度エルサルバドルのマルテを退団する事になりました。叔父さんが監督で、叔父さんと一緒にサッカー出来た事、ずっと夢だったので、本当に楽しかったです」と、マルテ退団をファンに報告。
「前期は決勝トーナメントを9年ぶりに行けた事、若い選手が何人も代表に呼ばれた事、本当に凄い良かったんですが、2カ月のやすみがあり後期が始まる時に、監督とクラブの間にすれ違いが何度も起き、シーズン途中で監督とクラブはやはり関係を戻す事が出来ず。自分は監督と一緒に行ってたので、契約解除をする形で日本に戻ってきました」
「エルサルバドルでの経験はとても成長する事ができました。サッカーのレベルは凄い高かったけど環境は本当に今までの経験したなかでワーストです。ちょっと説明するのも難しいぐらいやばかったです。でもそれでまた強くなる事は出来ました」と、指揮官とクラブ幹部の確執やエルサルバドルでの厳しいサッカー環境を明かしている。
その上で同選手は「今回は自分はまだまだサッカーを続ける、って言う事を報告したくて投稿しました。何も決まってませんし、どうなるかもわからないですけど、ここ3週間いろいろ考えましたけど、自分は本当サッカー大好きで、まだまだサッカーをしたい。その気持ちが本当に強くてサッカーをやめる事を全く考えれなかったです」と、現役続行を表明。
「またこの先の事は報告させてもらいます。これからもよろしくお願いします」と、ファンにむけてのメッセージを締め括っている。
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