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モナコ南野拓実を酷評…仏紙がEL対戦相手FWディアビとの比較画像掲載

南野拓実 写真:Getty Images

 リーグアン(フランス1部)ASモナコ所属の日本代表FW南野拓実(28)は今月16日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)バイエル・レバークーゼン戦で先発出場もハーフタイムで交代。フランス紙『レキップ』が試合後、レバークーゼンのフランス代表FWムサ・ディアビ(23)と比較する形で南野拓実を酷評している。

 南野拓実は前線2トップの一角で先発出場したものの、8度のボールロストにくわえて球際の勝負でも5度のうちわずか1度しか勝利できないなど、低調なパフォーマンスに終始。前線でボールを収める場面がほとんどなく、ハーフタイムでベンチに下がっていた。

 するとASモナコは後半に2ゴールを奪って逆転勝利。南野拓実にかわって途中出場のMFエリーゼ・ベン・セギル(18)が後半アディショナルタイムに決勝ゴールをアシストするなど結果を残した。

 『レキップ』の選手採点では、48分に同点ゴールをあげたムサ・ディアビに「8」(10点満点)と最高評価が与えられた一方、南野拓実には「2」とチーム内最低評価に。同紙の公式ツイッターアカウントでは、対照的な評価を際立たせようと両選手の画像が並べられている。

 そして記事内でも「南野拓実は勝利の重みを感じずに休んでいた。対してムサ・ディアビは、UEFAヨーロッパリーグの舞台で見事な活躍を見せた」と、両者を比較した上で南野拓実を酷評している。

 年明け以降リーグ戦で5試合つづけて出番のなかった南野拓実。直近2試合で出場機会を得てアピールに成功していただけに、レバークーゼン戦で精彩を欠いたことにより再び厳しい立場に置かれると考えられる。