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モナコ南野拓実を英紙酷評!リバプール補強ワースト10に「控えの役割を…」

南野拓実 写真:Getty Images

 カタールW杯日本代表FW南野拓実(27)は昨年6月、出場機会を求めてリバプールからASモナコへ完全移籍。しかしASモナコでも年明け以降のリーグ戦で出番がなく、飼い殺しや日本代表落選の可能性が指摘されている。そんな中、イギリス国内では南野拓実がリバプールの代表的な補強失敗例に挙げられている。

 英紙『エクスプレス』は「リバプールのユルゲン・クロップ監督による補強ワースト10」と見出しをうち、ブラジル代表MFアルトゥール(26)やトルコ代表MFオザン・ムハメド・カバク(22)、セルビア代表MFマルコ・グルイッチ(26)らを紹介。

 南野拓実について「サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノ、モハメド・サラーという素晴らしい前線3人のバックアッパーとして、この日本代表選手はリバプールへ加入した。しかし彼はその役割を果たせず、クロップが次の移籍ウインドウでチームを強化するにつれて試合に出場するのが難しくなった」と綴っている。

 同選手は2021年1月、オーストリアの強豪レッドブル・ザルツブルクからリバプールへ完全移籍。しかし出場機会に恵まれず、2021年1月にサウサンプトンへレンタル移籍。2020/21シーズン終了後にリバプールへ復帰したが、2021/22シーズンもプレミアリーグやUEFAチャンピオンズリーグで先発出場がほとんどなく、国内カップ戦要員として過ごしていた。

 またASモナコ加入後もフィジカル面を重視するスタイルにフィットできず、年明け以降はリーグ戦5試合つづけて出番なし。移籍ウィンドウ最終日の1月31日には、カタールW杯オランダ代表FWコーディ・ガクポ(23)としてオランダ1部PSVアイントホーフェンへ移籍する可能性が浮上したが、結局PSV移籍が実現することはなかった。