プレミアリーグ トッテナム

コンテ監督、今季限りでトッテナムを退任?イタリア帰還を希望か

アントニオ・コンテ 写真:Getty Images

 トッテナム・ホットスパーを率いるアントニオ・コンテ監督が、今季限りで退任する可能性が高いようだ。イタリア『スカイ』が報じた。

 ユベントスやインテル、チェルシーなどを指揮したコンテ監督は、2021年11月にヌーノ・エスピーリト・サント前監督の後任としてトッテナムの指揮官に就任。就任時はプレミアリーグ9位と低迷していたが、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得となる4位フィニッシュに導いていた。

 今季は20試合消化時点で10勝3分け7敗で5位に位置しているが、カタール・ワールドカップ(W杯)による中断明け以降は5試合で1勝と失速しているなかで、トッテナムは新契約をオファーしているという。だが、イタリア人指揮官は今の所、自分の将来について考えたくないようで、トッテナム側と新契約交渉を行っておらず、待機させているようだ。

 ただ、コンテ監督は新たなチャンスを求めてイタリアに戻り、家族の近くにいたいと考えているとのこと。1年延長オプションを保有しているトッテナムに今夏の契約解除を求める可能性があるというが、同監督はクラブ上層部と良好な関係を築いていることから、退団することを要求はしておらず、残りのシーズンに集中しているようだ。