ブンデスリーガ バイエルン・ミュンヘン

バイエルン、チェルシーMFに注視で移籍金最大81億円を用意?

カイ・ハフェルツ 写真:Getty Images

 バイエルン・ミュンヘンが、チェルシーに所属するドイツ代表MFカイ・ハフェルツ(23)の獲得に興味を示しているようだ。ドイツ『スカイ・スポーツ』が伝えた。

 レバークーゼン下部組織出身のハフェルツは2016年に17歳の若さでトップチームデビューを果たすと、卓越した左足のテクニックとアスリート能力を兼備した大型の万能型アタッカーとして台頭。2020年夏にチェルシーへ活躍の場を移すと、今季はここまでプレミアリーグ18試合で5ゴール1アシストを記録している。

 そんなハフェルツに対して、バイエルンが注意深く見守っており、移籍金最大5200万ポンド(約81億3000万円)のオファーを提示する可能性があるという。チェルシーは同選手獲得に最大9000万ポンド(約140億7000万円)を投じており、上述の金額で放出すれば、大きなマイナスになるとみられている。

 ただ、チェルシーは昨夏以降に4億4500万ポンド(約696億円)以上を費やして14選手を獲得しており、来期のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃した場合、ファイナンシャル・フェアプレーに抵触する可能性があることを理解している模様。そのため、週休31万ポンド(約4800万円)を受け取っている高級取りのハフェルツを売却することで帳尻を合わせる可能性もあるようだ。