リーグ・アン パリ・サンジェルマン

PSG、W杯で評価急上昇のモロッコ代表MFを狙っていた?現在はナポリ移籍が濃厚

アゼディン・ウナヒ 写真:Getty Images

 パリ・サンジェルマン(PSG)が、アンジェに所属するモロッコ代表MFアゼディン・ウナヒ(22)の獲得に興味を示していたようだ。フランス『レキップ』が伝えた。

 2021年夏にアンジェに加わり、今季もここまでリーグ・アン14試合に出場しているウナヒ。日本代表を率いた過去を持つバヒド・ハリルホジッチ氏の下でデビューを飾ったモロッコ代表ではカタール・ワールドカップ(W杯)のメンバーに選出され、全7試合に出場すると、アフリカ勢初のベスト4進出に大きく貢献した。

 そんなウナヒの獲得に向けて、PSGのスポーツ・ディレクターを務めるルイス・カンポス氏がアンジェと交渉を行ったという。ただ、アンジェがリーグ・アンのライバルクラブに放出する気がないことに加えて、PSGは下部組織出身で先日プロ契約を結んだU-17フランス代表MFウォーレン・ザイール・エメリの成長を妨げる可能性があることから、獲得を見送ったyいうだ。

 なお、モロッコ代表MFに対してナポリとリーズ・ユナイテッドがオファーを提示している模様。ナポリが移籍金2000万ユーロ(約28億3000万円)に今季終了まではレンタルという形でアンジェに留めておくというオファーで獲得に近づいているとされている。