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横浜FC、ベトナム代表・元水戸FWをフリー獲得。2年契約締結と海外報道

グエン・コン・フォン(写真左) 写真:Getty Images

 J1昇格組の横浜FCは25日、元水戸ホーリーホック所属選手のベトナム代表FWグエン・コン・フォン(27)の獲得を公式発表。同選手と複数年契約を結んだようだ。

 身長168cmで両利きのグエン・コン・フォンは2016シーズンに水戸ホーリーホックでプレーしたほか、2019年には韓国1部・仁川ユナイテッドやベルギー1部シント=トロイデンVVに在籍。2020年にベトナム1部ホーチミン・シティFCへのレンタル移籍期間を終えて、ベトナム1部ホアンアイン・ザライFC(HAGL)に復帰している。

 またHAGL所属の今季は、トップ下や右サイドなどで出場機会を確保。AFCチャンピオンズリーグ東地区グループステージでは全6試合で先発出場したほか、横浜F・マリノス戦でアシストをマークするなど結果を残していた。

 グエン・コン・フォンの去就についてはベトナムメディア『オンスポーツ』が今月13日、契約満了によりHAGLを退団すると報道。J2リーグ所属クラブへの加入で合意に達していると伝えていた。

 またベトナムメディア『The Thao Van Hoa』はグエン・コン・フォンの移籍先が横浜FCであるとし、2年契約締結で合意していると報道。横浜FCも25日になって、同選手の獲得を公式発表している。

 なおグエン・コン・フォンはベトナム代表で通算50試合以上に出場。今年3月29日のFIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選の日本戦では先制ゴールをアシストし、ベトナム代表の勝ち点1獲得という波乱を演出していた。