Jリーグ サンフレッチェ広島

広島、5億円ゲット不可能か。ジュニオール・サントスに母国残留報道も…

ジュニオール・サントス(写真右) 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグ・サンフレッチェ広島からブラジル1部ボタフォゴFRへレンタル移籍中のブラジル人FWジュニオール・サントス(27)は、今年12月にレンタル期間満了を迎える。ただボタフォゴFRは同選手の残留にむけて動く可能性があるようだ。12日、ボタフォゴFRの専門サイト『Fogao 24horas』が報じている。

 同選手は柏レイソルや横浜F・マリノスなどをへて昨年からサンフレッチェ広島でプレーしていたが、今年8月15日にボタフォゴFRへレンタル移籍。8月21日のデビュー戦でいきなりゴールをマークすると、右サイドハーフでレギュラーに定着。加入当初はFWフランシスコ・ソアレス(31)の控えという立場だったが、クラブ幹部はジュニオール・サントスのパフォーマンスを高く評価しているという。

 また選手本人も今年9月末にブラジルメディア『ランセ』の取材で「僕はボタフォゴFRとの契約を更新したいんだ。自分だけでなく、チーム全体がつねにベストを尽くさなければならないが、僕はここに留まりたいね」とコメント。ボタフォゴFR残留への思いを語っていた。

 そんな中『Fogao 24horas』はジュニオール・サントスの去就について「ボタフォゴFRは彼の残留を望んでいる。買い取りオプションは400万ドル(約5億3000万円)に設定されているが、レンタル期間の延長を望んでいる」と報道。今後レンタル期間の延長にむけて、サンフレッチェ広島との交渉に臨むとみられる。

 なおブラジルメディア『グローボ』は先日、サンフレッチェ広島とジュニオール・サントスの契約期間が2023シーズン終了後までだと報道。同選手の代理人は『グローボ』のインタビューで「ブラジル国内外からオファーが届いているけど、ボタフォゴFRでプレーする方がいい」とボタフォゴFR残留にこだわる姿勢を明かしていた。