Jリーグ 川崎フロンターレ

川崎チャナティップは強行出場だった!古巣札幌戦で再び欠場の可能性も

チャナティップ・ソングラシン 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグ・川崎フロンターレ所属のタイ代表MFチャナティップ・ソングラシン(29)は12日、「2022 Jリーグ アジアチャレンジ」のBGパトゥム・ユナイテッド戦で先発出場。後半途中でベンチに退いたが、膝に不安を抱えながらプレーしていたようだ。13日、タイ紙『タイラット』が報じている。

 同選手は今年9月のタイ代表戦で負傷すると、10月1日のJ1リーグ第31節・北海道コンサドーレ札幌をふくむ2試合でメンバー外に。12日の京都サンガ戦で復帰したものの、その後のリーグ戦2試合で再びベンチ外となっていた。

 そんなチャナティップは「2022 Jリーグ アジアチャレンジ」に帯同。BGパトゥム・ユナイテッド戦では膝の状態に不安を抱える中での強行出場だったが、痛みに耐えきれず途中交代を余儀なくされたという。また川崎フロンターレは15日に北海道コンサドーレ札幌戦を控えているが、膝の状態次第では再び古巣対戦がお預けとなる可能性もあるようだ。

 また本人は試合後、タイメディアのインタビューで今後のキャリアプランを聞かれると「ひとりになれるからではなくて家族や応援してくれるファンからいるから、Jリーグに挑戦したんだ。さらに良いサッカー選手になるためにも、Jリーグで優勝したい。タイに戻るのは、プレーできなくなってからだね」とコメント。今季惜しくも逃したJ1リーグタイトルへの強い思いを明かした。

 なお川崎フロンターレは北海道コンサドーレ札幌戦を終えると、ベトナムへ移動。今月20日に「日越外交関係樹立50周年記念事業特別親善試合」としてベトナム1部ベカメックス・ビンズオンとの一戦に臨む。