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インドネシア1部サポーター暴動で127名死亡。日本人2選手出場も

サッカーボール 写真:Getty Images

 インドネシア1部アレマ・クロノス対ペルセバヤ・スラバヤで、試合後にサポーターによる暴動が発生。地元警察当局との衝突により、サポーターなど127名が死亡したようだ。1日、『Kompas』など複数のインドネシア国内メディアが一斉に報じている。

 この一戦では、ペルセバヤ・スラバヤが3-2で勝利。アウェイのアレマ・クロノス戦で23年ぶりとなる白星を収めたという。またペルセバヤ・スラバヤ所属のFW山本奨(25)が先発出場して1ゴールをマーク。アレマ・クロノス所属のMF山口廉史(30)も後半途中からピッチに立っていた。

 しかし、ホームスタジアムに詰めかけたアレマサポーターによる暴動が試合後に発生。警察当局が催涙ガスを発射するなど鎮静を図ったが、1日深夜までに127名が死亡。180名以上が病院に搬送されたという。

 また『Berita Satu』の報道によると、インドネシアサッカー協会(PSSI)は今回の事件をうけてアレマ・クロノスに対して2022/23シーズンのインドネシア1部残り試合の開催を禁止にする厳罰を準備しているという。