Jリーグ 北海道コンサドーレ札幌

大久保嘉人のサイン入りインナーも…札幌解雇・新居辰基のユニ譲渡投稿物議

大久保嘉人 写真:Getty Images

 かつてコンサドーレ札幌(現北海道コンサドーレ札幌)やサガン鳥栖、湘南ベルマーレなどでプレーしていた新居辰基氏(38)が25日、自身のツイッターアカウントを更新。ユニフォームやグッズの譲渡を告知したが、サッカー元日本代表の大久保嘉人氏(40)のサイン入りインナーが紛れ込んでいることもあり物議を醸している。

 新居辰基氏は2002年にコンサドーレ札幌のトップチームに昇格したものの、2004年8月に酒気帯び運転で人身事故を起こしたことにより解雇。東海社会人リーグの静岡FCをへて、2005年以降はサガン鳥栖やジェフユナイテッド市原・千葉、湘南ベルマーレでプレー。2011年にサガン鳥栖で現役を退いている。

 そんな新居辰基氏は25日、サガン鳥栖や湘南ベルマーレ、ジェフユナイテッド市原・千葉在籍時のユニフォームなどを集めた写真をアップ。「欲しい人がいるならゆずります」、「欲しい人はDM頂けたら送ります。後ほど今譲れるユニホームを確認して伝えます」と投稿すると、SNSユーザーから「ほしいです!」、「サイン入りでください!」といったコメントが数多く寄せられている。

 ただこの写真の中には、コンサドーレ札幌で解雇された後に大久保嘉人氏から貰ったインナーが含まれている。このパンツには大久保嘉人氏のサインとともに「たっちへ 失敗に負けるな。がんばって下さい」とメッセージが書かれている。

 すると2011年にサガン鳥栖でチームメイトだった田中輝和氏(37)が、「いや、それ自分のじゃなくてもらったやつでしょ笑 相変わらず無茶苦茶だ」と反応。これに対して新居辰基氏は「あの白インナーは譲れない。札幌クビになってすぐに嘉人さんに頂いたやつ。りゅーへーと濱ちゃんは返すか 笑」と言葉を返している。

 なお新居辰基氏は湘南ベルマーレ在籍時の2010年8月7日、大宮アルディージャ戦で唾吐き行為により一発退場となっている。また今年5月に横浜F・マリノス所属のブラジル人FWアンデルソン・ロペス(28)がアビスパ福岡所属DF宮大樹(26)への唾吐き行為で一発退場となったことをうけて、ツイッターを更新。

 「ロペス選手の退場を見て…昔唾吐いて退場になったなと」、「試合後、反さん(反町康治監督)に謝りに行ったら『退場よりも何試合出場停止なのかが問題だ。事情聴取はひたすら謝れ』と言われ数日後2度目の事情聴取でJFAに向かう前にも反省した事を伝えなさいと言われ結果的に6試合の出場停止が2試合になったのを思い出した」と当時の記憶を振り返っていた。