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ミランTD、レオンの去就に「チェルシーからのオファーはもちろん拒否」

ラファエル・レオン 写真:Getty Images

 ミランのテクニカルディレクターを務めるパオロ・マルディーニ氏が、ポルトガル代表FWラファエル・レオン(22)の去就についてコメントした。イタリア『Milannews』が伝えた。

 スポルティングCPでプロキャリアをスタートさせたレオンはリールでのプレーを経て、2019年夏にミランへ完全移籍。スピードを生かした推進力のあるドリブルを武器に昨季のセリエA34試合で11ゴール10アシストの成績を収めて、クラブの11年ぶりスクデット獲得に大きく貢献した。

 今季もここまでセリエA6試合に出場して3ゴール3アシストを記録しているレオンとミランの現行契約は2024年夏まで。マルディーニ氏は「契約更新は何ヶ月も前に取り組んでいる問題だ」と契約延長に向けて動いていることを明言すると、今夏にチェルシーからの非公式オファーがあったことを明かした。

 「ラファは今よりもっと強くなるために我々と一緒にいることが解決策だと知っている。我々は若くて、成長中のチームだ。彼はまだ多くのことを学ばなければいけない。もし、ミランよりも高いレベルに到達したいなら退団するのは普通だと思う。しかし、我々は彼と一緒に素晴らしいことをして、成長していくつもりだ。チェルシーからのオファーは正式には届かなかったが、非公式に届いた。もちろん拒否した」