ラ・リーガ レアル・マドリード

アンチェロッティ監督、出場機会減少アセンシオの行動に理解「怒るのは当たり前」

マルコ・アセンシオ 写真:Getty Images

 レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が、スペイン代表MFマルコ・アセンシオの怒りに理解を示した。クラブ公式サイトが伝えた。

 2016年夏にマドリードへ正式に加わり、強烈かつ正確な左足のシュートを武器に昨季はラ・リーガ31試合に出場して10ゴールを記録し、クラブの2冠に貢献したアセンシオ。だが、今季はここまで第2節のセルタ戦の7分とUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のセルティック戦の10分のみと出場機会が減少している。

 そんなアセンシオは11日に行われたリーグ戦第5節のマジョルカ戦でもベンチスタートとなり、後半途中から出場に向けて準備していたものの、最後まで出場機会は訪れず。アンチェロッティ監督は4-1の逆転勝利を収めたマジョルカ戦の記者会見で、ベンチでは怒りを露わにしていた同選手の行動について理解を示した。

 「2点目を取れていなかったら、マリアーノとアセンシオを投入するつもりで準備をしていたが、ルーカス・バスケスが負傷してしまった。交代枠が残り1つしかなかったから、他の選手を入れることは考えなかった。怒るのは当たり前だ、。プレーしたいということだ。この間、彼はチームの中で最も影響を受けた選手であり、私はそれを考慮する。彼は重要な選手で彼の怒りには同意する。大丈夫だよ」