Jリーグ ガンバ大阪

「G大阪幹部は猛省を」片野坂監督解任報道に批判が「松田浩入閣で…」

片野坂知宏監督 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグのガンバ大阪は、片野坂知宏監督(51)解任の可能性が報じられているが、SNSではクラブ首脳陣に対する批判の声が上がっている。

 片野坂知宏氏はサンフレッチェ広島やガンバ大阪でコーチを務めた後、2016年から6シーズンにわたり大分トリニータを指揮。就任当初J3リーグ所属だったチームをJ1復帰へ導くなど、確かな手腕を発揮していた。

 そして昨季終了後にはガンバ大阪の監督に就任。そのガンバ大阪は今季序盤こそ勝ち点を積み重ねていたものの、5月21日の第14節・セレッソ大阪(大阪ダービー)から4連敗。そして7月2日の第19節・浦和レッズ戦で引き分けると、その後はリーグ戦5試合で1分4敗と苦戦。今月14日にはJ1残留争いのライバルである清水エスパルス相手に0-2と敗れていた。

 片野坂知宏監督の去就については、清水エスパルス戦翌日に日本国内の一部メディアが続投の可能性を報道。しかし、16日になって一転解任が確実と伝えているほか、今月9日にコーチとして入閣したばかりの松田浩氏が監督に就任するとみられる。

 この片野坂知宏監督の解任報道に対してツイッターでは「フロントは猛省を」、「片野坂とガンバが合わなかっただけ」、「先に幹部が辞めるべき」と、指揮官擁護やクラブ幹部に対する批判の声が上がっている。

 また片野坂知宏がこれまで実績を積み重ねていたこともあり、「引く手あまただな」、「是非うちに来て!」、「大分トリニータに戻って来て」といったコメントも見られている。

 さらに後任として松田浩コーチが指揮を執る可能性には「松田浩入閣の時点で察していた」、「松田浩の招へいは解任の布石だったか」という声が上がっている。

 なおガンバ大阪はリーグ戦残り10試合の時点で勝ち点22の獲得にとどまっており、J1残留圏内の15位湘南ベルマーレから3ポイント差の17位に沈んでいる。