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清水・鈴木唯人らの獲得は?ポステコグルー監督注目発言「あと1人か2人…」

アンジェ・ポステコグルー監督 写真:Getty Images

 セルティックアンジェ・ポステコグルー監督の招へい以降、日本代表FW古橋亨梧(27)やFW前田大然(24)など日本人4選手を獲得している。その中、指揮官は今夏の移籍ウィンドウでさらなる新戦力獲得の可能性を示唆した。14日、『英国放送協会(BBC)』が伝えている。

 セルティックは昨年6月に横浜F・マリノスからポステコグルー監督の引き抜きに成功。7月にはヴィッセル神戸から古橋亨梧を獲得すると、その古橋亨梧はシーズン前半戦だけで2桁ゴールと本来のパフォーマンスを発揮する。

 さらに昨年12月31日には、前田大然やMF旗手怜央(24)、MF井手口陽介(25)と日本人選手を相次いで獲得。前田大然や旗手怜央がレギュラーに定着すると、セルティックは日本人選手の活躍もあり、スコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)とスコティッシュリーグカップで優勝していた。

 そのセルティックは今季UEFAチャンピオンズリーグを戦うこともあり、オーストラリア代表MFアーロン・ムーイ(31)など4選手を獲得。くわえてレンタルにより加入していた前田大然やポルトガル人FWジョタ(23)を完全獲得している。

 ポステコグルー監督は14日のスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)第3節・キルマーノック戦後に『BBC』の番組に出演。「もし、我々のやり方で複数のポジションをこなせる選手をあと1人か2人見つけることができれば、我々の助けになると思っている」

 「特定のポジションという観点ではなく、このクラブにフィットするような選手を探している。このグループには強靭なメンタリティがある。ここにやって来る選手もそうしたメンタリティを持っていなければならない」と具体的なターゲットについては言及を避けたものの、さらに補強を行う可能性を認めた。

 なお『デイリーレコード』は今年6月、今夏セルティック移籍の可能性がある日本人選手として、清水エスパルス所属のU21日本代表MF松岡大起(21)やFW鈴木唯人(20)の名前を挙げている。昨季につづいて、日本人選手の獲得を狙っているのか気になるところだ。