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京都マルティノスに再び批判が!一転謝罪も「日本人侮辱するのかよ」

クエンテン・マルティノス 写真:Getty Images

 京都サンガ所属の元キュラソー代表FWクエンテン・マルティノス(31)が今月1日、自身のツイッターアカウントを更新。7月30日の明治安田生命J1リーグ第23節・ガンバ大阪戦の試合中や試合後における振る舞いについて謝罪した。

 マルティノスは今季ここまで出番が少ない中、ガンバ大阪戦でおよそ3カ月半ぶりとなる途中出場していた。しかし後半アディショナルタイムにPKキッカーを任せられなかったこともあり、ボールを叩きつけて激昂。FW大前元紀(32)がPKを沈めて1-1の同点に追いついた後も苛立ちを募らせ、試合後にはブラジル人DFメンデス(27)からなだめられる事態に発展していた。

 さらにFW木村勇大(21)が試合後インタビューに対応した際、マルティノスの声がDAZN中継を通じて聞こえてきたことが話題に。発言内容の詳細は明らかになっていないが、発言時の動画がツイッター上で拡散されると、SNSユーザーからは「日本人、バカ」と侮辱したのではという指摘が飛んでいるほか、一連の言動に対する批判が殺到していた。

 この批判に対して、マルティノスは試合後に「何が起きたかすべて知っているのなら、それについて意見することができる。真実の半分しか見ていないのなら、意見しない方がいい」とツイートするなど反発していた。

 しかし同選手は1日に再びツイッターアカウントを更新した際、「これは試合の中で起こった出来事の一つです。チームのために感情的になりました。これが気分を害してしまったのならごめんなさい。そんなつもりはなかったです」と投稿。

 木村勇大に対するガンバ大阪所属DF昌子源(29)の行為に激怒していたことを明かした上で謝罪しているが、SNSユーザーからは「擁護できない」、「何度も同じことを繰り返している」、「チームのために激昂したのに、裏で日本人侮辱するのかよ」と手厳しい声が上がっている。

 なおマルティノスは昨年7月、ベガルタ仙台退団前に母国メディアのインタビューで「監督との意見が一致しないし、あまりうまくいっていないね。それについては話すことはできるけど、オフレコにしてほしい」と手倉森誠元監督への不満を暴露。昨年8月にはSNSでの差別被害に対して怒りをあらわにするなど、ピッチ外で度々問題を抱えている。