プレミアリーグ

DAZNがプレミアリーグ配信継続?三笘薫所属ブライトン戦も放送予定に

DAZN 写真:Getty Images

 スポーツの定額制動画配信サービス『DAZN』は、来季以降のプレミアリーグ放映権を失効したとみられていた。しかし一転してプレミアリーグ2022/23シーズンの一部試合が配信される可能性があると、にわかにSNS上で話題になっている。

 DAZNはスポーツ専門チャンネル『J SPORTS』にかわって、2019/20シーズンから2021/22シーズンまでのプレミアリーグ放映権を取得。日本代表DF冨安健洋(23)所属のアーセナルやリバプール、マンチェスター・シティなどビッグクラブの試合を中心に配信してきた。

 しかし2022/23シーズンから2024/25シーズンまでの日本におけるプレミアリーグ放映権については、『SPOTV NOW』を運営する韓国企業『エクラ・メディア・グループ』が取得。4月14日に2022/23シーズン以降のプレミアリーグ放送を公式発表している。

 一方でDAZNは4月15日に声明を発表。「一部報道でもありました通り、DAZNジャパンは来シーズン以降のイングリッシュ プレミアリーグ放映権獲得に向けて交渉を続けて参りましたが、現時点においては来シーズンにおいての権利を保有しておりません」

 「一方で来シーズンも引き続きファンの皆様にDAZNでEPLをお楽しみ頂けるよう、関係者との協議を継続していく所存です」とし、プレミアリーグ配信継続の可能性を探る方針を明かしていた。ただ、DAZNは今月19日時点でプレミアリーグ放映権に関する公式発表を行っていない。

 さらにDAZNは6月1日、プレミアリーグの試合映像やハイライト動画、プレミアリーグを専門に扱う特集番組、スコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)関連コンテンツをDAZNの公式サイトから削除。プレミアリーグ放送が打ち切りになるとの見方が広まっていた。

 ところが今月20日になって、DAZNの番組表ではプレミアリーグの一部試合を配信予定と案内。マンチェスター・ユナイテッドやリバプール、日本代表MF三笘薫(25)所属ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCなどの試合が配信予定と案内されていることに対して、ツイッターでは「これは朗報!」、「ありがたい」、「放映権とれたのか!」と早速喜びの声が上がっている。今後、DAZNからプレミアリーグ放映権に関してどのような説明があるのか注目が集まる。