Jリーグ ヴァンフォーレ甲府

結婚詐欺で甲府退団…新井涼平のタイ1部昇格組加入が決定

新井涼平 写真:Getty Images

 明治安田生命J2リーグのヴァンフォーレ甲府を結婚詐欺により退団したMF新井涼平(31)が、タイ1部クラブへ加入した。7日、タイメディア『SMM SPORT』が伝えている。

 新井涼平は2013年からヴァンフォーレ甲府でプレー。2020年からキャプテンを務めるなど、必要不可欠な戦力として厚い信頼を寄せられていた。しかし、先月中旬に一部週刊誌が同選手の「結婚詐欺」を報道。ヴァンフォーレ甲府はすでに活動停止等の処分を科していたが、選手本人からの自主退団の申し出を受けて、先月30日に契約解除で合意していた。

 そんな新井涼平は先日、坊主頭の姿でタイに入国。サッカー選手のエージェント会社『Pro24sports』の幹部が同選手とのツーショット写真をインスタグラムアカウントに掲載していたことから、タイ国内クラブへの加入が濃厚とみられていた。

 『SMM SPORT』の報道によると、タイ1部のスコータイFCが新井涼平の獲得を決めたとのこと。選手本人はすでにメディカルチェックを受けており、終わり次第正式に契約を結ぶものとみられる。

 なおスコータイFCは、2020/21シーズンにタイ1部で16クラブ中14位に終わり2部へ降格。しかし2021/22シーズンはリーグ戦を22勝7分5敗の2位で終え、1年での1部復帰を果たしている。