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吉田麻也がサンプドリアへ惜別投稿!モンツァと神戸・名古屋などが争奪戦か

吉田麻也 写真:Getty Images

 日本代表DF吉田麻也(33)は3日、自身のツイッターアカウントを更新。先月30日をもってサンプドリアを退団したことを受けて、サンプドリアに対する感謝の思いを伝えている。

 吉田麻也は2020年1月にサウサンプトンからサンプドリアへ移籍。今年3月までセンターバックでレギュラーを張っていたが、監督交代をきっかけに出場機会が減少。クラブがセリエA残留争いを強いられる中、今年4月以降はリーグ戦で8試合中1試合の先発出場に終わっていた。

 また、サンプドリアの専門サイト『SAMP NEWS 24』をはじめ複数のイタリアメディアが吉田麻也の退団を予想。選手本人は先月、日本代表の活動中に「サンプドリアから待ってくれと言われている。そこもまだどうなるかわからない」と残留の可能性があることを示唆していたが、先月30日になって契約満了による退団が正式決定している。

 そんな吉田麻也は、サンプドリアのユニフォームを身にまとう自身の姿をツイッターに投稿。「親愛なるサンプドリア、そして親愛なるサンプドリアサポーターの皆さんへ、私は皆さんに感謝したいです。素晴らしい経験、素晴らしい冒険でした」

 「あなた方のことや、リグーリア、あの海や太陽が恋しくなるはずです。でも、今は新しい冒険をする準備ができています。皆さん、本当にありがとうございました。そして、幸運を祈ります。Forza Samp(サンプ頑張れ)」とコメントを残すと、現地のファンから感謝のメッセージが寄せられているほか、サウサンプトンのサポーターから同選手の復帰を望む声が上がっている。

 なお吉田麻也の去就については、以前からヴィッセル神戸や名古屋グランパスなどJリーグ複数クラブからの関心が伝えられていた。また、セリエA昇格組のモンツァは選手サイドとの交渉を行い、オファーを提示。アドリアーノ・ガッリアーニCEO(最高経営責任者)が同選手からの返答を待っていると、先月末にイタリア国内の複数メディアが報じている。