明治安田生命J1リーグの浦和レッズに所属する日本代表DF酒井宏樹(32)は、リーグアン(フランス1部)復帰が噂されていたものの、残留に向かっているようだ。
フランス紙『レキップ』は先月22日、酒井宏樹がリーグアン所属モンペリエの獲得候補に含まれていると報道。モンペリエは経験豊富な右サイドバックの獲得を目指す中、酒井宏樹の他にもビジャレアルでプレーしていたコートジボワール代表DFセルジュ・オーリエ(32)、ヴィトーリア・ギマランイスからサンテティエンヌへレンタル移籍していたマリ代表DFファライ・サコ(27)もリストアップしているとみられていた。
またフランスメディア『フットメルカート』は、「モンペリエはまもなくフリーとなるオーリエの獲得にすでに苦戦を強いられている。オーリエはビジャレアルで150万ユーロ(約2億1000万円)の年俸を受け取っていたが、クラブのレベルも年俸も、より良いオファーを受けることを期待しているようだ」と主張。モンペリエの新戦力候補は、酒井宏樹とファライ・サコの2選手に絞られたとの見方を示していた。
その中モンペリエは1日、プリメイラリーガ(ポルトガル1部)のヴィトーリア・ギマランイスからファライ・サコを1年間のレンタル移籍により獲得したと公式発表。これにより、酒井宏樹の今夏フランス復帰の可能性は消滅したとみられる。
なお酒井宏樹は浦和レッズ移籍後、右サイドバックの主力選手として活躍しているが、5月3日に右足を手術。復帰まで2カ月を要する見込みだったが、先月26日のJ1リーグ第18節・ヴィッセル神戸戦で復帰すると、今月2日の第19節・ガンバ大阪戦でも途中出場している。
コメントランキング