Jリーグ

「Jリーグでのプレーを…」ブラジル4部所属FWが去就言及!今夏移籍確実か

Jリーグの試合球 写真:Getty Images

 ブラジル4部フルミネンセEC所属のブラジル人FWマリオ・セルジオ(26)が、Jリーグ移籍の可能性を示唆した。6月30日、ブラジルメディア『cidadeverde』が伝えている。

 身長181cmで左利きのマリオ・セルジオは、ECバイーアやクルーベ・ド・レモなどブラジル国内の複数クラブに在籍。昨年1月から1年間にわたる無所属期間をへてフルミネンセECに加入すると、今季はここまで公式戦全28試合で先発出場し、24ゴールをマーク。カンピオナート・ピアウイエンセ(ピアウイ州選手権)では全11試合出場で12ゴールと、タイトル獲得に大きく貢献していた。

 同選手の去就については、先月中旬の時点でブラジル国内の他クラブや日本、タイ、韓国のクラブからオファー、それに韓国国内クラブとの交渉が伝えられていた。

 その中『cidadeverde』の報道によると、マリオ・セルジオのフルミネンセEC退団が確実になった模様。先月30日のトレーニングに参加しなかったほか、7月2日の公式戦でもメンバー外になるとみられる。

 また本人はブラジル国内メディアのインタビューで「ずっと海外挑戦のために頑張ってきたんだから、この時が来たんだと思うんだ。いつかチャンスが来ると思っていた」

 「いつも言ってきたし、家族も知っているけど、僕は子供の将来について考えていた。だからいつもアジアでプレーすることを夢見ていたんだ。素晴らしい文化のある日本、それにアメリカでもプレーしたいと思っていた」

 「もし運命がそこにあるなら、できるだけ早く(新天地の環境に)慣れて、自分のベストを尽くすつもりだ」とコメント。移籍先のクラブ名こそ明かさなかったものの、アジア移籍を示唆した。

 1年間にわたり無所属状態だったにもかかわらず、ブラジル4部の舞台でブレイクを果たしたマリオ・セルジオ。Jリーグクラブが新天地になるか注目が集まる。