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板倉滉の完全獲得断念で支持率アップか!シャルケ幹部の説明に拍手喝采

板倉滉 写真:Getty Images

 シャルケは先月31日、日本代表DF板倉滉(25)の退団を公式発表。マンチェスター・シティからの完全獲得を断念しているが、多くのサポーターがクラブ幹部の判断を支持しているようだ。12日、英メディア『スカイスポーツ』ドイツ版が伝えている。

 板倉滉は昨年8月、マンチェスター・シティからシャルケへ1年レンタルにより加入。すぐにセンターバックでレギュラーに定着すると、リーグ戦ほぼ全試合で先発出場。シャルケのブンデスリーガ昇格に大きく貢献していた。

 シャルケ幹部は当初、ブンデスリーガ昇格時に板倉滉の完全獲得に動く方針を明かしていた。しかし買い取りオプション行使の期限が5月31日までであるほか、設定額が500万ユーロ(約7億1000万円)から600万ユーロ(約8億5000万円)だったことから、完全獲得を断念している。

 クラブは今月12日の総会を開催。財務担当のクリスティーナ・リュール・ハマーズ氏は板倉滉の退団について「私たちは、彼をアスリートとして、また一人の人間としてこのクラブに残しておきたかったのです。金銭的に、彼は今のところ私たちの予算には合いません。私たちには限界があるので、買い取りオプション行使はしませんでした」と説明すると、ファンから拍手が沸き起こったという。

 『スカイスポーツ』はこのファンの反応について「クラブが財政再建をしなければならないことをファンは自覚している。ハマーズ氏の発言は今までよりもはるかに意識的に金銭を扱っていることを示しており、ファンも今回の決断を支持している。イタクラに別れを告げるのは難しいが、必要なことでもある」とし、シャルケ首脳陣がファンから一定の理解を得たと主張している。

 なお、板倉滉に対してはセルティックやアイントラハト・フランクフルト、ボーンマス、ホッフェンハイムなど複数クラブからの関心が伝えられている。また、日本国内の一部メディアはボルシア・メンヒェングラートバッハを同選手の移籍先最有力候補として報じている。