明治安田生命J1リーグのFC東京からCDサンタ・クララへレンタル移籍中のFW田川亨介(23)が、海外挑戦1年目で好調を維持している理由や今後の目標を語った。
同選手は今年1月18日にFC東京から1年半レンタルによりCDサンタ・クララへ加入することが正式決定。2月1日のプリメイラリーガ(ポルトガル1部)第20節・ボアヴィスタ戦でデビューし、いきなりゴールをあげていた。その後しばらくは出場機会に恵まれなかったものの、4月に入ってリーグ戦3試合連続ゴールと本来のパフォーマンスを発揮。リーグ戦5試合つづけて先発出場するなど、来季にむけてのアピールを続けている。
そんな田川亨介はポルトガルメディア『Esporte ao Minuto』のインタビューで、4月以降好調である要因を聞かれると「ストライカーの役割を理解し、ノーマークの瞬間やゴール感覚を意識しているからだと思います」と語っている。
また自身の今後の目標については「たくさんゴールを決めて、日本代表に呼ばれるようになりたいですね」とコメント。今年11月にFIFAワールドカップ・カタール大会を控えていることもあり、日本代表メンバー入りへ強いこだわりを持っているようだ。
さらに「外国人選手がJリーガーに与える影響」について見解を求められると「日本人選手にとって、外国人選手の身体能力は素晴らしいんです。だから、外国人選手がいることで日本人選手もいい刺激を受けることができますね。Jリーグはこれからも発展すると思いますよ」と語った。
田川亨介は昨年3月にU24アルゼンチン代表との親善試合で2試合ともに出場していたが、東京五輪のU24日本代表メンバーには選ばれなかった。また、A代表でも2019年12月開催のEAFF E-1サッカー選手権(旧東アジアサッカー選手権)で2試合に出場しているが、FIFAワールドカップ・カタール大会アジア予選では全試合招集外となっている。
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