奥川雅也が“特別条項発動”で今夏ビーレフェルト退団か！セルティック移籍の噂も

　アルミニア・ビーレフェルト所属のMF奥川雅也（25）は、チームが2部降格の危機に直面する中でも結果を残している。ただ、両者の契約内容は今夏移籍を後押しするものになっているようだ。11日、ドイツ紙『ビルト』が報じている。

　同選手は昨年1月末にオーストリア1部の強豪レッドブル・ザルツブルクからビーレフェルトへレンタル移籍。昨季終盤からレギュラーに定着すると、今季もここまでリーグ戦33試合中28試合で先発出場して8ゴール1アシストをマーク。ただ、チームは最終節のみを残す中で2部降格圏の17位に低迷。2部入れ替え戦圏内の16位VfBシュツットガルトとは3ポイント差であるが、ブンデスリーガ残留が厳しい状況となっている。

　ビーレフェルトは昨年6月、奥川雅也を完全獲得することでレッドブル・ザルツブルクと合意。同選手とは新たに2024年6月までの3年契約を結んでいた。しかし『ビルト』の報道によると、契約内容には2部降格した場合に発動する退団条項が含まれているとのこと。他クラブが500万ユーロ（約6億9000万円）を支払う場合には、奥川雅也が退団が確実になるという。

　なお、奥川雅也の去就についてセルティックの専門サイト『THE CELTIC BHOYS』は「セルティックにブンデスリーガのスターであるオクガワ獲得のチャンスがある」と報じている。ブンデスリーガの舞台で活躍する同選手の今後に注目が集まる。