Jリーグ 横浜F・マリノス

元横浜FMウーゴ・ヴィエイラが母国復帰示唆「いつも良いこと」複数クラブからオファーも

ウーゴ・ヴィエイラ 写真:Getty Images

 かつて横浜F・マリノスや北海道コンサドーレ札幌に在籍していたポルトガル人FWウーゴ・ヴィエイラ(33)が、母国復帰を検討していることを明かした。6日、ポルトガル紙『レコルド』が報じている。

 同選手は今年1月にルーマニア1部のウニヴェルシタテア・クラヨーヴァを退団すると、1月31日にマルタ・プレミアリーグ(マルタ1部)のヒバーニアンズFCへ加入。2月5日の第17節・スリマ・ワンダラーズ戦でデビューすると、12クラブ参加のマルタ・プレミアリーグのレギュラーシーズンで最終節までの全6試合に出場して2ゴールをあげていた。

 そして上位6クラブによる優勝プレーオフでは、ここまで全4試合に出場して無得点。それでもチームは残り1試合の時点で2位フロリアーナに6ポイント差をつけてリーグ優勝。マルタ国内カップ戦でもベスト4まで勝ち進んでおり、国内2冠が期待されている。

 『レコルド』の報道によると、ウーゴ・ヴィエイラにはすでにポルトガル国内の複数クラブからオファーが届いているとのこと。また選手本人もポルトガルメディアのインタビューで「(ポルトガルに)戻るのは、いつも良いことだね」と語っていたという。

 なお、ウーゴ・ヴィエイラは2017年から2シーズンにわたり横浜F・マリノスに在籍。2018シーズン終了後に一度日本を離れたものの、2020年10月末に北海道コンサドーレ札幌へ加入。しかし、公式戦での先発出場はなく、2020年12月に退団が正式決定していた。

 そして昨年7月にルーマニア1部のウニヴェルシタテア・クラヨーヴァと1年契約を締結。しかし、クラブのリーグ機構に提出した選手登録書類に不備があり、リーグ登録メンバーから除外。トップチームのトレーニングへ参加できず昨年10月以降は給与未払い状態となると、年明けにクラブから一方的に契約を打ち切られている。