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川崎チャナティップが札幌退団の理由告白!「寂しい気持ちあるが…」Jリーグの環境に感謝も

チャナティップ・ソングラシン 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグの川崎フロンターレに所属するタイ代表MFチャナティップ・ソングラシン(28)が、北海道コンサドーレ札幌から移籍した理由やJリーグでのプレーで感じたことについて語った。5日、アメリカメディア『ESPN』が伝えている。

 同選手は2017年6月からおよそ4年半にわたり北海道コンサドーレ札幌でプレー。今年1月11日に川崎フロンターレへ完全移籍すると、今季はここまでリーグ戦10試合中7試合で先発出場して1アシストをマークしている。

 そしてAFCチャンピオンズリーグ(ACL)東地区グループステージでは6試合中3試合でピッチに立ったほか、第2節・広州FC戦ではフル出場して今季初ゴールをマーク。ただ、先月30日の第6節・広州FC戦で負傷すると、右ヒラメ筋の肉離れと診断。約6週間の戦線離脱を余儀なくされている。

 そんなチャナティップは『ESPN』のインタビューに対応。川崎フロンターレ移籍を決断した理由を聞かれると「僕はチャンピオンになるために川崎フロンターレにやって来たんだ。もっと大物選手のようなプレーをしたい。小柄だけど大物選手なんだよとね」

 「川崎フロンターレ移籍は始まりにしかすぎない。どんな選手でも移籍した後に(慣れるまで)時間がかかるのは当たり前だね。確かに移籍する時はとても興奮したけど、チームメイト、クラブ、通訳など、すべてが新しくなることで難しい挑戦になると分かっていたんだ」

 「もちろん北海道コンサドーレ札幌には5年近く在籍してたくさん温かさを感じていたから、寂しい気持ちもあるんだ。だけど、人生はどんどん進んでいくので、チャレンジをしないといけないと思っているよ」

 「小さなクラブではないけど中堅である北海道コンサドーレ札幌から川崎フロンターレへの移籍は、僕にとって大きな変化だ。フロンターレではチャンピオンになることだけが目標だよ」とコメント。さらなるレベルアップにくわえてタイトル獲得を望んでいたことを明かしている。

 また、同選手はJリーグ挑戦以降の変化を聞かれると「北海道コンサドーレ札幌でもみんなと一緒にプレーすることで、自分の成長につながった。だからこそ、環境は大事だと思うね」

 「Jリーグの選手は、みんなプレーの質や強度が高いですし、正しい姿勢でプレーしているんだ。日本の環境は良いし、みんなのおかげですごく上達したよ」と北海道コンサドーレ札幌や川崎フロンターレのチームメイトに対して感謝の気持ちを伝えている。