シント=トロイデンVV（STVV）は13日、日本代表FW伊東純也（28）を擁するKRCヘンクとのダービーマッチで勝利している。ただ、元日本代表MF香川真司（32）が欠場したこともあり、試合後におけるクラブ公式ツイッターアカウントの投稿に戸惑いの声が上がっているようだ。
香川真司は今年1月10日にSTVVへ正式加入すると、先月13日開催のジュピラー・プロ・リーグ（ベルギー1部）第27節・ロイヤル・ユニオン・サン＝ジロワーズ戦でデビュー。その後もリーグ戦3試合つづけて途中出場していた。しかし、今月11日にダービーマッチ欠場の可能性が報じられると、ヘンク戦前日の公開練習にも姿を見せず、結局ベンチ外となっている。
そのSTVV対KRCヘンクでは、日本代表GKシュミット・ダニエル（30）やFW原大智（22）、東京五輪U24日本代表FW林大地（24）、橋岡大樹、伊東純也と日本人5選手が先発出場。試合はKRCヘンクがボール支配率を高める中、29分に林大地のゴールでSTVVが先制。STVVはこの1点を最後まで守り抜き、1-0で勝利を収めている。
STVVの日本版公式ツイッターアカウントは、試合翌日の14日にダービー勝利を記念してケーキを食べる選手たちの姿を公開。橋岡大樹やシュミット・ダニエルが包丁を用いてケーキを切り分けるシーンや豪快にかぶりつく香川真司の姿がアップされている。
ただ、この投稿に対して日本のサッカーファンからは「元気そうだけどなぜベンチ外だった？」、「どこか痛めている？」、「クラブからまだ説明ないよね」と香川真司のコンディションを心配する声が上がっている。
なお、STVVは今回のダービーマッチ勝利により勝ち点を42まで上積み。10位のままではあるものの、来季UEFAヨーロッパリーグ予選出場権をかけたプレーオフ進出圏内の8位KRCヘンクまで3ポイントまで詰め寄っている。レギュラーシーズン残り3試合となる中プレーオフ進出の可能性が残っているだけに、香川真司の早期復帰が望まれる。
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