ラ・リーガ バルセロナ

バルセロナSD、今冬にデンベレを売却へ「代理人とすぐに退団するべき」

ウスマン・デンベレ 写真提供: Gettyimages

 バルセロナのスポーツディレクターを務めるマテウ・アレマニー氏が、フランス代表FWウスマヌ・デンベレを売却希望を公にした。スペイン『アス』が伝えた。

 今季限りでバルセロナとの現行契約が失効になるものの、延長交渉が難航しているデンベレ。この状況にバルセロナを率いるシャビ・エルナンデス監督は「これ以上は待つことができない。彼が契約を更新するか、我々が今冬に新たな移籍先を探すか、どちらかだ」と最後通告をした。

 そうしたなか、アレマニー氏はクラブ公式のインタビューでデンベレの去就について問われると、「7月に代理人と交渉を開始した。この交渉のなかで、バルセロナはさまざなオファーを提出し、残留の可能性を探ってきた。だが、これらのオファーは彼の代理人によって組織的に拒否されてきた」と代理人を批判し、今冬での売却を目指すことを明言した。

 「今日1月20日、移籍市場閉鎖まであと11日というところで、この選手はバルセロナで続けることを望んでおらず、このプロジェクトにコミットしていないのは明らか。このシナリオでは彼と彼の代理人はこのクラブをすぐに退団しなければならない。だから、1月30日までに退団することを望んでいる」

 なお、デンベレにはニューカッスル・ユナイテッドやマンチェスター・ユナイテッドなどが関心を示しているとされているが、どのような結末を迎えるのだろうか。