Jリーグ ジュビロ磐田

磐田、東京五輪ブラジル代表DF獲得が決定的に!移籍金2億円弱で合意。年俸は…

ジュビロ磐田のホーム ヤマハスタジアム 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグへの昇格を果たしたジュビロ磐田は、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)のヴァスコ・ダ・ガマに所属する東京五輪U24ブラジル代表DFリカルド・グラサ(24)の獲得がほぼ確実となった。17日、ブラジル紙『O DIA』が伝えている。

 センターバックを本職とするグラサは、2018年にヴァスコ・ダ・ガマの下部組織からトップチームに昇格。プロ1年目の2018シーズンにカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)で13試合に出場するなど、一定の出場機会を確保すると、セリエB降格の中で迎えた今季は、後半戦でレギュラーに定着したこともあり、リーグ戦19試合に先発出場している。

 また、今年7月に開催された東京五輪男子サッカー競技には、ブラジルU24代表の一員として参戦。チームは決勝戦でスペインを下して金メダルを獲得しているが、同選手は全6試合でピッチに立つことはなかった。

 そんなグラサに対して、ジュビロ磐田は年俸80万ドル(約9000万円)による3年契約のオファーを提示。また、ヴァスコ・ダ・ガマとの交渉は最終段階に入っており、移籍金150万ドル(約1億7000万円)を支払うことでおおむね合意に達しているという。

 なお、ジュビロ磐田の外国籍選手では、今季J2リーグ得点王のブラジル人FWルキアン(30)がアビスパ福岡への完全移籍により退団。モルドバ代表GKアレクセイ・コシェレフ(28)とコロンビア人FWファビアン・ゴンザレス(29)の残留が決まっている。